ジュウシチホシハナムグリ
この種類の日本での分布の中心は、四国、九州のようです。
ネットで見ると、里山の栗の木等に来ているような写真もあります。
一方、それより北にも、果ては東北まで広く分布するようですが、何故か自然が豊かな山にしか棲息していないようです。
中国山地や、比良山地、紀伊山地などにはいるようです。
今年初の和歌山県の山にて、初めて出会いました。
ジュウシチホシハナムグリです。
なかなかシックながらも、南方系の大胆なデザインを感じます。
ホソカミキリは、ここでは毎年の常連です。
大阪府の南部の山にも棲息している場所がありますが、兵庫県南部、大阪府北部には、棲息していない気がします。
特に能勢地方を中心とする里山昆虫の聖地で、私の故郷でもあり、私の原点ですが、豊かな二次林であっても、本当の山の昆虫であるジュウシチホシハナムグリや、ホソカミキリは、棲息できないのが不思議です。
キクスイモドキカミキリは、能勢にも、南部にも、時々見かけます。
しかし不思議なことに関東では、ブナ林等に棲息するカミキリムシで、里山等では、見かけないらしいです。
蛾の種類では、ナカジロナミシャクがいました。
普通種らしいですが、センスがいい模様ですね。

庭では、ラベンダーの季節が終わり、ギボウシや、エキナセアが咲き始めました。
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